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#0219 令和6年度より介護サービス事業者を対象に、BCPの策定が義務化されます。
2023/12/28
令和3年度介護報酬改定のなかで、令和6年4月1日以降全ての介護サービス事業者を対象に、BCP(業務継続計画)の策定や研修・訓練の実施が義務化されることとなりました。
 
BCPとはB(Business) C(Continuity) P(Plan)の略称です。
介護業界のみならず、災害や緊急事態などが起きた際に企業や団体がそのBCPをあらかじめ策定しておくことで、早期の復旧を図ることなどを目的として作成されます。

介護施設におけるBCPガイドラインによると、
介護サービスは、利用者の方々やその家族の生活に欠かせないものであり、感染症や自然災害が発生した場合であっても、利用者に対して必要なサービスが安定的・継続的に提供されることが重要」とあります。
また、作成後も継続的に検討・修正を繰り返し、各施設、事業所の状況に即した内容へと発展させることが望ましいものとされております。

厚生労働省のホームページに、動画でBCPの説明や、介護サービスごとの作成ポイント、ひな形がまとめられておりますので、そちらも参考にしながら、準備を進められてはいかがでしょうか。

厚生労働省のホームページは下記のリンクをご参照ください。


【厚労労働省HP】
介護施設・事業所における業務継続計画(BCP)作成支援に関する研修
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/douga_00002.html


税理士法人さくら総合会計 新潟事務所 諸橋 宏洋