コラムレター

2007/12/27 #0033 最近の人材派遣事情。〜紹介予定派遣のニーズ

‖最近の人材派遣と紹介予定派遣
 人材派遣は、派遣社員と人材派遣会社、派遣先の三者の関係で成り立っています。
 派遣社員は登録した派遣会社から派遣先企業に派遣され、そこで仕事の指示を受けて働くという雇用形態となっています。

 最近の人材派遣の一つの特徴に、「紹介予定派遣」のニーズが高まってきていることが挙げられます。
 厚生労働省の発表によると紹介予定派遣のニーズは全国で約10万件を超えており、対象はキャリア人材、新卒、第二新卒と幅広く取扱われています。
 特に大企業だけでなく、中小企業の導入も盛んになっており、派遣という形態を取ることで、中小企業でも大企業と遜色のない給与や福利厚生などを提供し、働きやすい環境を整えながら、優秀な人材を囲い込めるメリットをいかしています。

 職種は、営業職と事務職が多く、中でも経理、総務、人事などの管理部門の求人が多くなっており、景気が良くなり、それまで抑えられていた部門に人材を雇う余裕が出てきたことが要因となっています。
 また、その背景に最近の労働者派遣法の規制緩和があり、紹介予定派遣はほとんどの職種でサービスを利用することができます。
 いままで制限されていた物の製造への派遣、また病院などの医療関係業務(医師、看護師等)の派遣も紹介予定派遣に限り可能となっています。


‖紹介予定派遣の特徴
 紹介予定派遣の特徴は、派遣先企業に直接雇用される前に派遣スタッフとして一定期間勤務し、派遣期間終了時に派遣先企業と本人の合意のもと、正社員・契約社員などへの登用がされる形態にあります。
 派遣労働者にとって、自分に合う職場か仕事内容かを確認でき、より安全な就職活動ができます。

 少子高齢化が進む中、人材確保が大きな課題となっている派遣先企業においても、一定期間、実際の働きぶりや人柄を見ることで適性判断ができ、採用後のトラブルなども未然に防ぐことができます。
 自社採用に比べ、コストや手間の軽減にもつながり、急な人材採用時にも迅速に対応できます。
 また通常採用ならば、新人研修なども必要となりますが、すでに実務を経験しており、育成にかかるコストや時間も削減でき、採用時のお互いのミスマッチを防ぐことができます。

 人材派遣業界にとって紹介予定派遣は柔軟な対応力をもつものとして今後更に注目度を増すと思われます。

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