コラムレター

2010/6/1 #0102 会社の財務基盤を強化しましょう

  中小企業経営者に経営のポイントは? という問いを投げかけると様々な答えが返ってくると思います。そしてその答えはすべて正しい筈です。なぜなら、実際に経営を行っている総責任者が、日々試行錯誤の繰り返しの中で考え出した答えであり、我々のような第三者的な立場で考えたものとは雲泥の差があります。

  私たち会計事務所の職員は、関与先様の立場に立って物事を考え、理解し、判断することが業務上のポイントだと思っています。事業の規模、業種、商品構成、その他外部環境の変化等々が違っているため、すべての経営者と同じレベルにはなれませんが、少しでも近づけるよう、日々色々な情報を収集しております。

  10年前に受けさせて頂いた研修の中で、マネジメントの父と呼ばれるP.F.ドラッカーについて勉強したことがあります。今では当たり前のように使われている時間管理、目標管理、生産管理、戦略、自己実現、改革といった概念を知ったとき、目から鱗とはこのことだと感じました。経営とは何なのか、利益とは何なのか、という色々な命題に対し、自分なりにさまざまな角度から考え、答えの無いものを考える(自問自答する時間を設ける)ことにしています。

  利益は外にあり。社内のリストラや固定費削減ばかりを考えると、気づいた時にはどんどん市場が縮小し、取り返しのつかない状況に追い込まれることになってしまいます。顧客の創造、新たな市場の創造について自問自答してみてはいかがでしょうか?

  4月17日の週刊ダイヤモンドにドラッカーの特集が組まれておりました。北海道は「ドラッカー」が最も熱い地域のようです。但し実践してみないことには何も解決できません。今こそ経営についての勉強と、中小企業の税制を上手に利用して会社の財務基盤を強化していく必要があります。中小企業税制については中小企業庁のホームページ、又は巡回担当者へご相談ください。


税理士法人 さくら総合会計(監査部) 竹田
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