コラムレター

2009/12/25 #0096 自動車保険の考え方について

  一般的に自動車保険には大きく分けて3つの補償が含まれています。

  賠償責任の補償 〜事故の相手や相手の物(車を含む)に対しての補償
  人の補償 〜自車に乗っている人の補償
  物の補償 〜自車の損害の補償

  ,蓮対人・対物補償であり、事故の相手がけがをしたり死亡したりした場合と、相手側の自動車の補償(過失分のみ)です。
  最近は対人・対物ともに無制限に掛けるケースが殆どです。なぜなら、対物補償を5,000万円にしたところで、月掛けの場合、数百円しか保険料は変わりません。

  △蓮⊃与判害補償・搭乗者傷害補償であり、自車側に乗っていた運転者を含めた同乗者のケガ及び死亡の補償です。
  掛ける金額の目安としては、事故で死亡した以降、いくらの収入を損失したかという逸失利益を計算します。大体は、3,000万、5,000万、無制限の中から選択しています。

  ただし、自動車事故で亡くなっても生命保険からも保険が出てきますし、人身傷害補償からは逸失利益を上回って支払われることはないので、よく考えて設定する必要があります。
  なお、この人身傷害補償は自分に過失があっても全額支払われますので安心して入院していられます。

  搭乗者傷害補償は、ケガの補償としては人身傷害補償と同じですが、給付方法は定額払いです。自動車事故での治療費は人身傷害で賄えますが、さらに収入まで下がるという人は両方掛け合わせて加入したほうがいいでしょう。

■最近、こんな話を受けました。

  「自分の車に取引先のお客様を乗せるので人身傷害補償を無制限にしたいが、高くて・・・」
  確かに心配はよくわかります。しかし、同乗している他人(父母、配偶者、子供、同僚以外)のケガ、つまり、取引先のお客様であれば、対人補償から保険が支払われるのです。
  ですから、人身傷害補償を無制限にする必要はないのです。これは、プロの代理店でも知らない人が多いですから一度聞いてみてください。

  事故で一番もめるケースは、大きな事故ではないのです。大きな事故であれば、警察と裁判所がイヤでも解決してくれます。
  一番もめるのは、出会い頭にコツンとぶつかり、誰もケガをしていないような物損事故で、警察も民事不介入によりどちらが悪いか言ってくれません。いつどこで誰と誰がぶつかったとしか証明してくれないのです。
  自分の身は自分で守りましょう。


さくらマネジメントグループ
株式会社 パワーコンサル (リスクマネジメント部)
ご質問・ご相談・お見積り、お気軽にお問い合せください。
お問い合せはこちら